体からのメッセージと頭での理解

体の発するメッセージとお客様の頭で理解している状態が違う場合、

セラピストとしての私の役割は「体からのメッセージ」をお客様の頭で理解できるよう伝えていくことです。

痛みがあるけどなぜだか分からないと言ってくださる方はまだ痛みを自覚していますが、

痛みを伴わない氣の滞りはご本人には自覚がないため、問診の段階では問題がないとお客様はお話されます。

問題がないと思い込んでいる部分に対しての説明はお客様にとっては新しい分野の内容です。

その方の理解力を推し量りながら進めるので、分かり易い具体例をあげたり、別の言葉に置き換えたりして伝えるため少し時間をかけて喋ります。

私は殆どの場合、問診の時にある程度の体の歪みや心の引っ掛かりについて目診で把握しているのですが、

体を触診するとより具体的にどこが詰まっているとか、この部位が弱いとか、メンタルの大まかな事象も私の手を通して把握することが出来ます。

しかし、中には体も心も閉じてしまっていて、触診をしても何も反応を返して来ない、もしくは非常に小さい反応しか返って来ない時があります。

ご本人も自覚が乏しいので一見どこにも問題が無いように見えますが、私の中ではものすごく違和感を感じていて問題の糸口が見えない時は手探りになります。

本日のお客様は前回のセッションの時に父親についてのトラウマを解消しましたので、お父様との関係が良くなり、職場の上司ともコミュニケーションが上手く行くようになりました。

自己防衛のための見栄張りをする必要がなくなり、失敗しても隠すことなく自分の間違いを相手に伝え謝罪もスムーズにできるようになっていました。

心身共にとても調子がよくなっていましたので、問題が全て解決したように感じておられたようです。

私も問題解決したことを共に喜び、しかし私にはまだお客様からの違和感が伝わってきますので、更に次へステップアップするため糸口になる質問をしました。

ですがご本人に自覚がないためご本人の言葉からは出て来なかったのです。

そこでセッション方法をカウンセリングから施術に切り替え体を触診しながらお客様から感じ取れる違和感を汲み取って行きました。

すると体の中心にある詰まりの中に今まで思っても口に出せず飲み込んで来た数々の言葉と母親への深いトラウマが出て来ました。

また強い責任感からか、背中にもかなりの引っ張りがあり、頭蓋は振幅が浅く所々動きがロックしていました。

それらを一つずつ解除しながらまた体からのメッセージをお客様に頭でも認識してもらい、

自分で時間をかけるべきところにはセルフコンディショニングをお伝えして行きました。

今回は体のメッセージを頭が理解するのに少し時間がかかりましたが、

沢山の受け取って下さったらならまた次回お会いする時に体も心も更に軽やかになって来てくださると思います♪

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