老いをあきらめて行くのではなく
先日、ある方と親の介護の経験談から老化についてお話をしました。
その方は100歳を超えたお母様を看取り、ご本人も75歳になられる方です。
「老いていく母親が自分に見せてくれたものは、
年齢を重ねるごとに体の機能が衰退していく中、しょうがないとあきらめていくのではなく、受け入れて行く事。
そして自分もそうなる事を受け入れていく。」
というお話でした。
人が『あきらめる時』
同時に、「あきらめたくない」「情けない」「まだ出来る」
と頑固に拒否反応して、その事に目を向けないようにします。
一度『受け止められる』と
「現状どこまで出来ているのかな?」「これからどこまでやれるかな?」「人の話を聞いてみよう」
と今のあるがままを受け入れ、そこを出発点に前進しようとします。
医者や看護師、福祉のサポートなどのサービスについても
あきらめている人は、しょうがなく他人のいいなりでサポートを受けている感覚ですが、
受け止められている人は、自分の意思でサポートやアドバイスを求め協力してもらおうという感覚です。
ただ目的もなく、ぼーっと生きて行くのでは時間がもったいない。
まだ生かされる命。
さて、明日はどんな事をやろうと思いますか?
素敵な1日になりますように💖
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