天気痛・春に調子がイマイチになる一因

寒い時期から、急に春めいて、気温もお天気も不安定になってくると、体の調子がついていかないと感じる方も多いのではないでしょうか?

昨日はピーカンのお天気なのに、今日は一変して雨。
そして気温もポカポカ陽気かと思ったら暖房をつけたくなるような寒さの繰り返し。

今回はお天気が悪い日はどうして調子がイマイチになるか一因をお伝えします。

天気予報を思い出して欲しいのですが、

天気が良い日は 「高気圧」 になりますよね。
これはその地域の空気の圧力が高い状態です。

逆に、天気が悪い日は 「低気圧」 になりますね。
これはその地域の空気の圧力が低い状態です。

人はこの外からの気圧に対して、体の内側から押し返す圧力で調整しています。

内圧と外圧の関係。
この気圧の変化により体が受ける圧力の向きをクリスマスの型抜きクッキー、ジンジャーマンで説明すると、

こんな感じです。

高気圧の時は外側から圧力が体にかかかって、皮膚も内蔵も血管も少し収縮します。なので、人は交換神経が優位になり、血流もよくなり、活動的になります。

一方、低気圧の時は、外側からの圧力が減り、体の内側からの圧力で少し体が膨張します。

体は様々な厚さや固さのゴムの膜で機関が覆われていると思ってみて下さい。
一番外側は皮膚、筋肉も膜でおおわれているし、血管も、心臓や肝臓、腎臓もそれぞれの膜でおおわれている、骨も膜で覆われています。

低気圧で外からの圧力が減った時、血管膨張 内蔵の膨張、組織の膨張がおきます。 全体的に体が膨らんで、体という枠に対して狭苦しい感じになります。

体を覆う膜は固さや厚さが少しずつ違い、引き延ばされる度合いが違うので、
歪みがある箇所や、昔の手術跡などの弱い場所は圧迫されて痛みがでたり、
また太い血管が近くの毛細血管を押しつぶしたりするとしびれや痛みの原因に。

これが頭で起きると鬱っぽかったり、偏頭痛になります。

深海魚がたまたま漁師の網にかかって引き上げられていたりしたら、
内蔵がパンパンで目が飛び出ていたりするのを見た事ありませんか?
あれも内圧と外圧の関係です。

普通、気圧の差ぐらいだと、間接の遊びや、膜の伸び縮みがうまく対応してくれて、症状が出ないのですが、
症状が出てしまう方は、頭蓋の動きが悪かったり、筋肉や内蔵の血管の膜が固くなってしまっているという事です。

毎年季節が変わり始めて症状が出る方は症状が出る数ヶ月前からの施術がいいですよ。

ここでは、頭が痛くなったり、内蔵の圧迫を感じる方にちょっとしたセルフケアをご紹介します。

頭の頭蓋骨を工事現場のおじさん達がよくかぶっているヘルメットと思って下さい。
そのヘルメットを脱ぐ時、両手をヘルメットのサイドに持って行って上に持ち上げますね。
手の動かす位置と方向はヘルメットを脱ぐ感じです。
持ち上げる時、頭をギュッと締め付けず、ふわっと、じわ〜〜っと持ち上げます。

そして、大きくゆっくり鼻で数回呼吸します。
ポイントはふわっと、じわ〜〜っとです。

レッスン生徒さんで、頭を緩める方法をお伝えした方は、
頭の上部や後頭部もお伝えしているので、ぜひ完全版でやって下さいね。

レッスンでは毎回レッスンテーマに沿いつつも、
季節や生徒さんの体の調子に合わせて必要と思われるセルフケアの方法を織りまぜてお伝えして行きます。

外では新しいお花がつぎつぎ開いワクワクする毎日

季節の変わり目も晴れやかに行きましょう♪

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